膝の関節が痛くなる時のスピリチュアルな意味 No27

膝の関節が痛む人の精神的傾向と、スピリチュアルな意味をお伝えします。膝は、若い時は飛んだり跳ねたりといった激しい運動をしてもなんともありませんが、中年以降は何もしなくても膝が痛むようになります。年齢による性格や深層心理の傾向も、膝関節が痛むことと関係があるので詳しく解説していきます。

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膝(足)が表しているスピリチュアル意味は行動

膝(足)は人間の行動力を表します。人間は誰でも若い時は好奇心にまかせて行動しますし、少々の困難があってもエネルギーが高いのでガンガン行動するもです。しかし、歳をとると経験が蓄積され智慧がついてくるので、行動する前に先が読めてむやみやたら行動しなくなります。これが過ぎると、行動力が落ちてきて何もかもおっくうになり足がだんだん動かなくなっていのです。

足を動かすということは、膝を動かすこととほぼ同じといっても良いでしょう。歩くためには足の付け根、膝、足首など足全体を使って前に進むわけですが、膝が動かなくなったとしたらいかがでしょうか。外見的に見ても非常に固い動きに見えると思います。本人としても膝が動かなくなるということは非常に不便を感じることでしょう。

このことからも、膝が動かなくなる、または動かすのに困難が生じるということは、人生や人間としての成長を進めようとする際に、本人の精神、心理状態に問題があって妨害するものがあるということです。このことから、前に進もうとする気持ちが弱くなる→行動しなくなる→膝や足に何かしら不具合が生じるという悪循環になってしまいます。

特に膝というも、足の曲げ伸ばしに非常に関わる部位であるので、柔軟性を表しているといえます。肉体的な障害としては、歳をとると膝関節がすり減り軟骨がなくなることで足の骨同士が当たって痛みを感じますが、深層心理では経験の蓄積で様々な固定観念に縛られてしまい柔軟性を失っている状態を表しているのです。

関節が表しているものは柔軟性

関節が表しているものも柔軟性と深く関わっています。前項で足が表しているものが行動であることを述べましたが、膝の関節に不具合が出るということは、これから前へ進んでいく上での思考考え方に柔軟性がなく、頑なな考え方によって人生に障害をもたらしていくことを暗示しています。

特に関節の炎症である場合は、自分自身に対して柔軟になれない時に起こりやすいのです。炎症というのはたいがい急性であること多いと思いますが、炎症とは内面の怒りや強い感情が抑えられている時に多く発症します。そのため関節炎となる場合は、自分自身を許せないという意識だったり、自分にかなり鞭打つような感じで縛っている意識があるはずです。

慢性的に関節が痛い場合や、関節がかたい場合は自分に対してはもちろんですが、他人や自分の身の回りで起こる現象についても柔軟な対応がとれない人が多いといえます。歳ととると身体がかたくなるのも、経験の蓄積によって自分なりに得た結論や悟りから新しい考え方ができなくなってしまったり、世の中はこういうものだとか、最近の若者の行動が理解できない、といった凝り固まった心理状態が身体のかたさに出るわけです。

その柔軟性を失った思考心理が、人生において悪影響を及ぼしたり、他人や周囲に対して悪影響を及ぼすようになると関節が痛み出すわけです。子供時代でも身体が生まれつきかたい人がいますが、そういう人の場合は持って生まれた性格が非常に真面目でかたい性格であることが多いのです。良く言えば意志が強くブレない性格といえますし、悪く言えば頑固で融通がきかない性格ともいえます。

しかし、逆に身体の方を柔らかくすることで性格や思考、心理の方を柔軟にできることもあるので、絶対にその性格が変わらないというわけではありません。

膝関節が痛む場合はどういう心理を心がければ良いか

以上のことから、膝関節が痛んで不具合生じているということは、自分の今後の行動に関して「こうしなければならない」「この道しかない」という感じで自分で決めつけてしまっているといえます。それがうまくいく方向であれば良いのですが、現実にはその決め込んだ方向でいくと困難を伴うことが潜在意識でわかっている場合は痛みが出て歩行に困難を覚えるような症状になってくるのです。

ですから、膝関節に痛みを覚えるようになったら、まず道はいくらでもあると思うようにしましょう。自分の計画ではこうしてああして、という考えがあって良いのですが、だからといってこうする他ない!と固めるのではなく、うなくいかなかったら別の道で、という感じで複数の道や方法論などを考えておくようにした方が良いです。たとえば転職などをする時に、この職場で何がなんでもやっていくぞ!という意気込みは良いのですが、あまりクソ真面目に力んだりせずうまくいかなければまた次の道を考えようとか、第2候補の仕事に応募してみようくらいに気軽かつ柔軟に考えていた方が良いです。

まして他人に「俺はこの仕事でやっていく!」などと宣言したりすると、撤回する時に恥ずかしくなるので余計に頑張るしかないという考え方に固執するようになります。その気合いで乗り切ることができれば良いのですが、潜在意識でこのままだとキツイという感情の方が勝ってしまうと、膝関節が痛み出すようになるのです。結果的に身動きが取れないほど炎症が重態化してしまうことにもなりかねません。

そういう生真面目な人であれば、もっとアバウトで良いということです。膝や関節がが固い人、もしくは炎症を起こしやすい人は元来ストイックなので、少々アバウトに構えるように心がけて、ようやく一般の平均的な性格になるので、ちょうど良いでしょう。

炎症によって痛む場合は自分を許す意識を持つことが大切

関節の炎症が起こりやすい人は、特に自分を許すようにして下さい。関節に限らず神経や皮膚などにも炎症が起きやすい人のほとんどは、自己イメージが高く、イメージ通りではない自分を裁く心があります。こんなこともできない自分、失敗して情けない自分、怠けてしまう自分、といった自己対して厳しい意識を持っているのです。

つまりふがいない自分に対して怒りの感情があるのです。その怒りの感情が炎症になって身体に表れてきます。それが関節の炎症になって出ているということは、自分の柔軟性のない頑なな心理や行動によってその許せない現状を作り出しているといえるのです。

これは他人に対して許せない人であっても、その心理を深く探っていくと結局本人自分自身を許せない意識があるのです。自分を許せていないから、他人を許せなくなるという心理が働いてしまるので、まずは自分を許してあげましょう。それは単純に言葉で「自分を許す」と唱えても良いですし、「俺よくやった!俺頑張ったな!」「私ってすごいわね!よくやったわね!私えらいわ!」と自身を褒める言葉を唱えても良いです。

病気は、根本をたどっていくと自己を肯定しているか、否定しているかにかかってきます。自信を持って自己肯定できている人は、物質的によほど異常な生活習慣や極端な化学物質まみれの食生活をしていない限り、めったに病気になりません。しかし、謙虚を通り越して自己否定観念を持っている人は、いくら健康食品を食べていたり、健康に気をつけていても病気にかかってしまうものです。

ですからまずは自分を肯定したり、許す意識を持ってみて下さい。

まとめ

・膝関節の不具合は、将来の行動に関して柔軟性のない偏った考え方をしている時に起こる。

・膝関節の炎症が出ている場合は、自分に対して厳しい意識を向けていることが原因のため、自分を許す意識が大切。

・対処法としては、将来については複数通りの道を考えておき、いつでも方向転換できるようなアバウトさを持つこと。

病気になった心理的原因や、スピリチュアルな意味を解く上で重要なポイントは、その病気になることで結果どうなるかをよく見ることです。膝関節が病気になるとどうなるでしょうか。結局、膝が動かなくなるため満足に歩く、つまり前に向かって進むことができなくなります。また痛みが出ている場合も同様に身動きが取れなくなります。具体的には立ったり座ったりもできなくなるわけです。ということは、潜在意識で「こうでなければいけない」という凝り固まった観念のために、なんら人生が前に進めていない状況になりますよ、というスピリチュアルメッセージがその病気に含まれていることがわかります。

また膝は自身の体重を支えて一番負担がかかる場所でもあります。体重増加や長年の重力によって膝を痛める場合がありますが、単に物理的な原因だけではなく、精神的にも様々な重荷を抱えて負担がある場合にも、膝が痛む場合があるのです。人によっては腰に出る場合もありますが、そうした原因が思い当たる時はとにかく精神的な重みとなっている案件を、自分から解いてあげる必要があります。

現代人の多くは仕事の負担によって心が病むことが多いですが、健康を害するほどの仕事である場合は、思い切って転職する勇気と判断力も必要です。病気は必ずより良い人生にするためのスピリチュアルなサインなので、自分の心理面や行動、ライフスタイルを改善する良いきっかけにして下さい

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