No.52 新型コロナ等伝染病(感染症)のスピリチュアルな意味

2020年4月現在、中国発の新型コロナウィルスが世界で猛威を振るっています。過去にもこのようないわゆる『疫病』が世界的に大流行することは何度もありますが、その発症と流行の背景にはやはりスピリチュアルな理由があります。疫病の流行は天災と同様にほぼ90%以上天意が働いています。その天意がどういうものなのかを本記事ではお伝えしていきます。

疫病流行は人間に対する警告の意味がある

結論からお話すると伝染病が世界的に大流行する、もしくは国内で大流行するという現象は、人類が神様の意向と違う方向に向かってしまっていることに対する警告の意味があります。それはいわゆる『天意』というものであり、現代風な言い方をすれば『自然の摂理』ともいえます。

それでは過去の主な伝染病を振り返り、その病気が発生した理由と警告の意味を考えていきましょう。

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ペスト

ペストは有史以来過去何度も流行していますが、特にスピリチュアルな意味としてわかりやすいものとしては14世紀の『黒死病』と呼ばれたペストがあります。

この時代、ペストが流行する背景としてはヨーロッパの農奴制というものが考えられます。農奴制とは領主が農民を奴隷のように保有して今でいう人権など無視した扱いをしていた制度です。このように人間が人間を支配し自由性をなくすような制度は天意とは真逆な行いです。事実、この黒死病と呼ばれるペストの大流行で農民の人口が激減した為農民に対する待遇も代わり、領主と呼ばれる階級の解体にもつながっています。

またこの時期以前の13世紀にモンゴル帝国が世界に猛威を振るっていました。モンゴル帝国はユーラシア大陸を横断する交通網を開拓し貿易を盛んにした為、一定の功はあるものの他国を侵略していくという行為は罪の部分として天意に沿っていませんでした。

黒死病の発生原因をモンゴル帝国が築いたその交通網とする説もあり、発生のきっかけとしては世界を支配しようとするモンゴル帝国が原因ということも考えられます。しかし結果的にはヨーロッパで流行し、農奴制崩壊のきっかけになったことをみるとやはりヨーロッパでの人が人を支配するという社会制度が天の怒りを買ったといっても不思議はありません。

梅毒

これは比較的わかりやすい事例です。コロンブスはアメリカ大陸を発見したこと(※発見という言葉には所説異論はある)によって先住民族であったインディアンはコロンブス一行によって大量虐殺され、また強姦なども無差別に行われました。その蛮行のため『祟り』的な要素も含み梅毒がヨーロッパで流行するという現象が起きています。

事実、前述したペスト同様天意としては『人が人を支配する』ということは断じて許さないのでこのような形で天罰や警告を与えるということがいえます。梅毒の起源については所説ありコロンブス以前にも全世界に存在していたという説もありますが、いずれにしても大流行する背景には人類の間違った認識による性行為に対しての『警告』『天罰』があるといえるでしょう。

エボラ出血熱

1976年、スーダンで最初に確認されその後コンゴ民主共和国(旧ザイール)で大流行しましたが、この背景にはモブツ大統領による独裁政治があり事実モブツ大統領の独裁期間中に1976年、1995年の2度大流行しています。とりわけ1976年エボラ出血熱流行のスピリチュアルな原因としては、モブツ大統領の国の私物化などの独裁政治はもちろんのこと共産主義の中国に寄ったことが最大の原因と考えられます。

少し話が政治方面にずれますが、共産主義は『唯物主義』といって神や魂といったものを一切信じず物がすべてという考え方に通じている為天意の真逆をいくものです。さらに現実面でも人の成長や発展をとめて独裁と覇権政治を生む温床となるため、神様から見ると完全に『悪政』と判断されます。

その為、ただでさえ『人が人を支配する』という独裁政治を行っていたモブツ大統領は、共産主義の中国(神を信じない国)から援助を受けたり国民に人民服を強制したりしていました。それで天から『警告』『天罰』が下ったと考えられます。

スペイン風邪(インフルエンザ)

1918年に大流行したインフルエンザです。俗称としてスペイン風邪と呼ばれてはいますが、スペインが発症の地という根拠はなく起源については所説あります。大流行した背景としては第一次世界大戦という戦争に対する神様の『警告』『天罰』的なものがあったと思われます。第一次世界大戦そのものは1914年に始まっているわけですが、おそらくは「もういいけげんにしなさい」という天の意があったのだと考えられます。

戦争をしていた各国の感染者数や死者数などは戦時中で士気に関わる情報でもあったので、実際の数字からは低めに発表されている可能性が高く、当時の正確な情報はわかりづらいのですが天意として「戦争を早く終わらせよ」という意図もあったのではないかと思われます。

2009年インフルエンザ

伝染病、感染症の大流行は天意と違った方向に人類がかじ取りをしている場合に警告・天罰を知らせる意味で起こります。2009年インフルエンザが大流行した背景としては世界をリードする存在であったアメリカ合衆国の大統領選でバラクオバマが就任したことが天意ではなかったと考えられます。

オバマ元大統領の何が天意と違う方向であったかというと、まずアメリカを弱らせたことといえます。もちろん天意としてはアメリカが最強国として世界を支配するようなことは望んではいませんが、アメリカが強い国でいることで世界情勢がまとまっていた功の部分が大きかったということです。

それまでのアメリカは正義を宗とする面があったので、自国の利益を最優先にするのはもちろんですが、その部分とは別に世界の警察としての役割を果たしている部分があったのです。しかしオバマ大統領は「アメリカは世界の警察をやめる」という方向で考えていました。そして最強国から群雄割拠の一国家になるという方向に導いていきました。

結果、神様を信じない金、物がすべての中国共産党や完全独裁国家の北朝鮮の力を増す結果となり現在の世界の混乱混迷の原因となっています。これについては先に述べた独裁者とは異なりオバマ元大統領に悪気があったわけではなく、演説のうまさだけでそのような人物を選出し、能天気にもフィーバーしてしまった人類への『警告』の意味が強いものでした。

中国発新型コロナウィルスの正体

発生の経緯推察

今回の新型コロナウィルスは中国湖北省の武漢から発生したものですが、この武漢には細菌研究所があるため戦争や国内の不要な人口(高齢者)を減らす為の生物兵器の研究中になんらかの理由で漏れたものという説が有力のようです。しかしそのような具体的な経緯は置いておいたとしても中国はチベット自治区やウイグル自治区などで大量虐殺をしています。

情報統制をしている為、あまり世界に広く報道はされていませんが、簡単にいうと奴隷のような扱いで少しでも言うことを聞かない者や謀反の疑いのある者はすぐに抹殺されてしまうという恐ろしい状態が今も続いています。

加えて中国共産党(習近平)は覇権主義といって、世界で覇権を取ることを目指しています。つまり世界征服という漫画の悪役ような、またはゲームのラスボスが考えるようなことを平然と本気で考えているわけです。今まで述べてきた通り『人が人を支配する』『独裁政治』というものは天意ではありません。また共産主義国家という人類の停滞を生み権力者、支配者による恐怖政治ができる土台となっている考え方はあきらかに天意に反しています。

そして自国民の命ですらなんとも思わないような人間が支配する国が繁栄するという状態は神様にとっても許しがたい状況といえるでしょう。そのことからも中国から新型コロナウィルスが発生するのは過去事例から考えてみるとすぐに応えが出ます。

中国発の新型コロナウィルスが世界に広まったスピリチュアルな原因

そのような人の命をなんとも思わず粛清や虐殺を繰り返し、国内外に対して嘘を平気ついてはばからない国と商売を続けて繁栄を許してしまった世界各国にも責任があります。このような疫病が流行すると亡くなるのは国民であり庶民です。原因が天意に反した政治ということであるなら、なぜその独裁者や政治家に天罰が直接下らないのか?と考える方もいるでしょう。

しかし、そのような独裁者を育ててしまった周囲にも責任の一端はあるわけです。仏教には共業(ぐうごう)という言葉があります。これは言ってみれば連帯責任というものです。言い換えると独裁者をそこの位置に至るまでを許してしまったということです。それが民主主義国家でいえばそういう政治家を選んでしまった国民に責任があるということです。

日本の政界でも、自分の政党の保身や足の引っ張り合いをしている状況であるのは非常に嘆かわしいことですが、そうした人たちを選んでしまった部分で国民にも責任がないわけではありません。

それと同様に天意に反した政治をしている中国を強大にしてしまったのは、世界各国の責任といえるでしょう。経済面でいえば中国の『安さ』というもので貿易を濃厚にしてしまっていたところに問題があります。それが『中国に依存した経済』といわれるものです。天意に反した国と取引をしてしまったという因果応報が、この度中国に問題が起こった場合一気に自国の経済にも影響を与えるという現象が起きてしまうのです。それも共業であり因果応報といえます。

これは商売をする人の節操のなさともいえるのです。商売をすること自体はどんどん活発に行うべきですが、そこに「正しい取引相手と商売をする、悪いことをしている相手とは商売はしない」という発想が存在しなければいけなかったということを今回の問題は露呈しているのではないでしょうか。お金さえ儲かれば良い、または、安く手に入るのなら悪魔とも手を組む…といった態度での商売は完全に天意に反しているということです。

さらにいうと、そのように正邪がわからない人が増えすぎたため人口を減らすというような、より大きな天意もあるといえます。

中国発の新型コロナウィルス問題は何の警告?天罰?

結論からいうとずばり、『神』という存在を皆さんすっかり忘れていませんか?という警告といえます。

共産主義国家には宗教というものがありません。嘘をついたり結果さえ得られれば何をしたっていいという国民性の原因の1つには『神』という概念が存在しないからです。

日本人であっても、神を信じないことが、まるで「強い人間である」「進んでいる人間である」かのように「私は無宗教です」「神なんか信じません」と平然という方は非常に多いです。それでも日本人は心の奥底には神様を信じている部分があります。日頃は「信じない」といっていても無意識に神社仏閣に対する畏敬の念や敬意は誰もが持っていたり、本当に困った時には神頼みをする人が多いのが日本人の実際です。

また明確に『神』というもののイメージがなくても山岳や大自然に対する信仰のようなものは持っている人もいます。なにか人間よりもはるかに超越した大きなもの、高いものに対する意識というものを潜在的に持っていたりするものです。

しかし中国や北朝鮮といった共産主義国にはそのような思想がないのです。神なる存在が見ている、人間を越えた存在が人間を裁くという考えがなく人間以上に怖いものがありません。だからバレなければ嘘をついて良いという概念があったりその場だけ良ければいいという考え方になるわけです。一方日本にはそもそも日本神道という日本民族の神と呼ばれる存在がありますし、仏教、キリスト教も分布しています。世界でもキリスト教、イスラム教、その他土着の宗教など神への信仰というものが必ずあるのが普通なのです。

ですから悪いことをしたら神に罰せられる、自分に返ってくる、地獄に落ちる、というような意識がどこかにあり、それが犯罪や悪い行動に出るまでの抑止力になります。

そんな中、中国、北朝鮮には神もなければ霊、魂、心、といった概念がほとんどないといっても過言ではないかもしれません。これは恐ろしいことで『神』の概念がないと人間は人をいくら騙そうが、殺そうが、平気な精神になってしまうのです。権力者からしたら気に入らないやつはすべて殺せば良いという発想になります。

このような『無神論』からくる道徳観念のない国が世界を牛耳るということに天はけして黙っていないということです。それが今回世界的に中国発のウィルスが広まったことの警告であり天罰とも考えられます。もしこのまま人類がその警告に気づかないようであれば世界の死者数は軽く億を越えるでしょう。これはもっと大きな目でみると今文明を終わらせる自浄作用ともいえるかもしれないのです。

前回の文明は『ノアの箱舟』という伝説で語られているように大雨、大洪水による大陸沈没でしたが、今文明は全世界に疫病が蔓延したことによって滅びるかもしれません。

今後どう対処すれば良いか

この度の中国発新型コロナウィルスに対しては、仏教、キリスト教、イスラム教、どの宗教宗派に関わらず神様への信仰を持つということがキーポイントだと思います。

21世紀に入り、AIというものが非常に加速して進化しています。このままいくと手塚治虫の『火の鳥・未来編』のように政治経済の判断をAIに委ねてしまう日が来るような勢いです。しかしそれは人の心や人間というものを無視した唯物主義的な世界です。そうなるとおそらく効率至上主義になるので働けない高齢者や基礎疾患者は抹殺されたり、頭の悪い人間は奴隷にされてしまうような世界になる恐れだってあります。人間やこの世界を創造したとされる神様が存在するならばそのような世界を容認できるわけがないでしょう。バベルの塔やソドムとゴモラの話のように天罰で消滅させてしまうと思われます。

そのような事態を事前に警告する意味で、様々な疫病によって人類に気づきのチャンスを与えているのが天意の慈悲といえるでしょう。ですから最低限、神への信仰というものがコロナウィルスに汚染された世の中に対する抗体なのではないかと考えます。つまり人類が謙虚になり、正しく神を信仰するようになることで被害を最小限にできる可能性と収束を早める可能性が高いといえるのです。それは別の言葉でいうと『反省』です。

医学的には中国が新型コロナをつくり出す工程の情報を開示しない限り完全なワクチンはつくれないといわれているので、先ずは中国が自らの行いを反省して正直になることが手始めの一歩でしょう。そして日本としては経済を止めて自給できるようにすること。何が正しいことで何が悪いことかの判別をつけられる智慧をつけること。

日本はアメリカがやっているから真似する、みんながやっているから真似するというように、正邪の判断を他人の真似をして決める傾向があります。また調和・平和主義なのは良いことですが悪くいうと事なかれ主義で自己主張がなさすぎる面があるのでしっかり自国の正義というものを打ち出せるようになることは大事なことだと思います。

まとめ

・病気が流行するのは人類が天意に反した過ちを犯している時

・中国発新型コロナウィルスは生物兵器の可能性が高い

・新型コロナウィルスの蔓延は世界の自浄作用ともいえる

・無宗教、無神論者でいると本当に天罰が来る

・人類が謙虚に正しい神に対して信仰を取り戻すことで収束する可能性がある

疫病や飢饉、天変地異などはほぼ天の采配だといって間違いありません。そこに隠れたメッセージや反省点にいち早く気づいて心を改めるかが収束のポイントです。医学的にはいろいろあるでしょうが、スピリチュアル視点でみるとなんらかの反省を迫られているといってよいわけですから、何が悪かったのかを考えてみて下さい。

私の提唱する『病創心理説』同様、人類レベルで疫病が流行るということは必ず人類の心の面にも原因があります。心がなんの引っかかりもなく健全な人は基本的に元気ですが、ストレスや心が病んでいる人はほぼ間違いなく病気や体調に不具合が出てきます。それを同じで世界的な疫病、パンデミックが起こる時は必ず人類の何かが間違っているということだけは気に留めておいてほしいです。

ちなみにこの度の疫病流行については、スペイン風邪の時のように、今回コロナ騒ぎがなければおそらく中国は香港を軍事制圧していたかもしれませんし、中国国家主席が日本にも国賓として来日していたこと(覇権思想で人権弾圧をしている人物を国賓待遇にすることに問題がある)を想定して考えると、天意(日本を守る神々含む)としては疫病を流行させることで共産主義・独裁国家の進撃を食い止めるという意味もあったといえます。

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