ライフカラーカウンセリングのすゝめ No.46

ライフカラーカウンセリングとは西洋のエゴグラムと東洋の陰陽五行思想を組み合わせてできた、セルフカウンセリングもできる画期的なカウンセリング方法です。本記事では、自分の精神的傾向から今後なる可能性が高い病気までわかり、食事改善アドバイスも可能なライフカラーカウンセリングを詳しくご紹介します。

ライフカラーカウンセリングのカラーとは陰陽五行説の心の特徴5色という意味

「私はライフカラーカウンセラーです。」と名乗ると、「色の診断ですか?」とか「何色が好きかで何かわかるんですか?」など色に関するカウンセリングだと思われることが多いのですが、カラーと名付けられているのはそういう意味ではありません。陰陽五行説では精神的傾向を5色で表すので、ライフカラーのカラーとはその5つの精神性を軸に考えるという意味です。

色の種類は赤、黄、白、黒、青。たとえば「赤」は火性といって子供のような無邪気な心を表します。童心といっても良いかもしれません。ライフカラーカウンセリングでは、この赤=火性(子供のような心)がどれくらい高いかを自分で数値化することができるわけです。さらにライフカラーカウンセリングを学ぶとその数値の高低でどのようなストレスがどれくらい負担になっているかも一見してわかるようになります。

カウンセラーとしてはその数値を見て他人のカウンセリングができますし、自分自身の今のストレスの種類と度合いを見て、生き方の修正も自分でできます。

自分自身でできるセルフカウンセリングツール

ライフカラーカウンセリングは、まずライフカラーチェッカー(1950年代にアメリカでつくられた性格診断法『エゴグラム』)を使って5種類の性質別に数値化をしていきます。次にその数値を五角形の表にします。使用するシートはライフカラーチェッカー(質問表)と五角形表の2種類だけ。これにより、今の自分の心理状態がレントゲン写真のように浮彫りになるわけです。

これで具体的に主にわかるものは下記の通りです。

・自分の性格

・自分のリアルタイムの心理傾向

・ストレス度合い

・ストレスの種類

・そのストレスからくる食事の好み

・後になる可能性が高い病気

・ストレスを緩和させる食べ物

その他

このカウンセリングを定期的にやることで、自分の心境の変化なども如実にわかるので面白いです。

予防医学に繋がるライフカラーカウンセリング

ライフカラーカウンセリングの中には、陰陽五行思想が入っています。陰陽五行思想はその原型を辿ると、さらに3000年以上前からの占星術と統計をもとにその考え方が導き出されているのです。

陰陽五行思想では、その膨大な人数と数千年をかけた統計から、心理状態に合う食べ物を食べることでストレスを軽減させるというデータがあります。人間は心と身体が密接に関連しているため、どちらかが悪くなると必ずもう一方に影響して病気になります。心が病めば食べ物の好みに偏りが生まれ病気になり、身体を粗末にしたり偏った食べ方をしていれば心や性格も偏ってくるようになるのです。

ですから心理的なストレスも、食べ物で身体を調整することで心の調整をとることも可能なわけです。

たとえば、愛情を強く欲したり、逆に愛したい願望が強くなると人は甘いものを欲するようになります。

しかし、だからといって砂糖菓子を食べていると体調を崩してしまいます。精製された白砂糖にはミネラルがなく、身体に不要なものをとりすぎて身体のバランスを崩してしまうからです。ですのでライフカラーカウンセリングでは人工的な甘味料ではなく、かぼちゃやトウモロコシなど黄色い天然の食材で甘味をとるよう推奨しています。

このようにライフカラーカウンセリングでは、食育に関する知識・アドバイスも含まれているので、心だけではなく病気予防、健康推進まで一貫した人生、つまりライフ改善が可能になわけです。

仕事、家庭にも幅広い応用が可能

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食品を販売する方にも

ライフカラーカウンセリングは自分自身で心と身体のバランスをコントロールできるのが特長といえます。しっかり正しく学べばライフカラーチェッカーと五角形表を使って、

心理状態の診断→ストレスの確認→改善方法の提案

身体状態の診断→食べ物の嗜好→食べ物の選定

ができるようになるので、ご自身で健康サロンや健康にまつわるサービスとコラボすることはもちろん、食品を販売されたり、健康補助食品のお店を営業される方もお店のサービスとしてカウンセリングを活用することも可能です。

多様なライフスタイルが存在する現代においては、お客様の心理状態に合わせた食材や料理をアドバイスすることは、今後必要になってくるでしょう。

会社組織のストレスマネジメントに

組織に生きるということは、ストレスとの戦いという宿命から逃れらることはできません。ご自身はもちろん、会社内に1人でもライフカラーカウンセラーがいれば必要以上にお金をかけることなく社員や従業員のストレスマネジメントをすることも可能です。

昭和の、「とにかくガムシャラに働く!」という時代は終わり、今は働く側の心理面のケアや、健康状態も企業側がマネジメントする時代です。ライフカラーカウンセリングは1回やって終わりではなく、定期的に行うことに心理的な変化を見ることができます。同時に食事傾向から病気予防ができるため、継続的に行うことでさらに効果を発揮します。社員の変化にいち早く気づくことで様々な対策を立てて定着率を上げることができますし、適材適所の采配や各自のパフォーマンスを高める人事にも活用できるでしょう。

学校で定期的に実施する

学校をはじめ、子供を教育する機関でも活用できます。50個の質問に答えて五角形表にするだけなら5分〜10分もあればできます。月1回または2ヶ月に1回でも実施しているだけで生徒の心理状態を把握することができるのです。

気になる生徒は、別途個別カウンセリングをしたりヒアリングをするなどすれば、学生の繊細な心の変化にいち早く気づくことができるでしょう。

子供の心の叫びに気づく

近年では引きこもりの問題も無視できない状況です。子供のちょっとした変化に気づかず、親であっても、子供が黙っていると「問題ない」と思ってしまいつい内に秘めた子供の叫びを見落としがちです。

チェッカーはすぐにできるものなので、子供のみならずパートナーなどご家族や身近な方の心理状態、身体状態を定期的に確認すると良いでしょう。ストレスの視覚化ができ、軽減策が立てられるのでうつ病や引きこもりの予防にもなります。

また子供はどうしても好き嫌いが多いので、子供の要望を聴いていると食が偏りがちです。ライフカラーカウンセリングでは食育の知識も含まれているので、子供の食事管理においては特に力を発揮します。

カウンセラー資格取得のハードルが低いのも魅力

ライフカラーカウンセリングは元々セルフカウンセリングができるツールなので、難しい知識を勉強し、高額の費用をかけて習得するというものではありません。

資格取得には29,800円で全2回の講習を受けることでカウンセラー資格は取れますが、むしろ日々変化する時代とともに移り変わる生活環境や、人間の心理傾向に対応すべく、勉強や検証を継続していくことが重要になります。

そのためのフォロー講習が3ヶ月に1回定期的に行われており、1回2,000円で受けられるようになっています。これにより食育に関する最新の情報や、心の誘導や調整術などストレスを軽減させるあれこれの情報が更新されていきます。

実はこのフォロー講座で繰り広げられる質疑応答や何気ない話から広がる雑談も魅力で、人生をよりよく生きるヒントや気づきがあったりするのです。資格目当てで受講される方もいるようですが、カウンセラーとしては常に新しい知識や人と交流し続けて学び続ける必要はあるでしょう。フォロー講座の参加は自由ですが、プロカウンセラーとして活動していく上で広く『人間』に関する研究は貪欲にし続けてほしいと思います。

まとめ

・ライフカラーカウンセリングは自分でできるセルフカウンセリングツール

・ストレスマネジメントに有効

・タイムリーな心理状態が一目で理解できる

・ストレス度合いが数字で出せる

・ストレス傾向を読み取り自己修正が可能

(うつ病気、引きこもりを未然に防ぐ)

・心理状態から食事の嗜好傾向がわかる

・ストレスの傾向がわかり、かかりやすい病気が予測できる

・その人に適した食材がわかる

・食品を扱うお店などの営業ツールにもなる

(様々なコラボが可能)

・資格取得の費用が安い

私も現在健康講座を定期的に開催しており、心の持ち方が病気を創り出す根本原因であるという「病創心理説」を説いていますが、その基礎の1つになっているのがライフカラーカウンセリングと言っても良いと思います。

慢性病のほとんどが心に原因があります。しかし世間一般の方々が信用している医学というものは真実を突き止めるまでが遅いのです。

たとえば『頭痛』という症状は、昭和初期に町医者に行くと「気のせいだ」で済まされており病院をたらい回しにされることがありました。それが現在では血管の収縮によって起きるというところまで研究されるようになっています。

残念ながら現在の医学では、頭痛の原因をストレスというところまでしか言えません。どのようなストレスでどのような感情や思いによってなるか?までは研究されていないのです。ライフカラーカウンセリングではその心と病気の関係まで触れられており、その元になっているのが数千年の統計ですので、時代を先取りする予防医学のヒントにもなり得ます。

病気は、かかったらしっかり治すということは当然大事ですが、1番大事なにことはかからないこと。病気にならないことです。そして1番抑えなければならないのがストレスマネジメントと言って良いでしょう。ライフカラーカウンセリングを活用してご自身はもちろんのこと、身近にいる大切な方々の心のケアを定期的にしていただければと思います。

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Dillonオリジナルの総合個別相談です。個性心理學、ライフカラーカウンセリング、健康マスターの3つを複合し、さらにあらゆる情報のヒアリングを行います。先天的性質と現在の心境からストレスの種類と度合いを分析し、相談者の心根に合わせたカウンセリングまたはコーチングを行います。

Dillons健康講座のお知らせ

病気の根本原因は心です。心が乱れると食生活も偏り、不規則な生活になります。当講座では、性格がつくる病気、思いがつくる病気、潜在意識がつくる病気、病気を創り出してしまう心理の仕組みを説くことを『病創心理説』と呼んでいますが、病気にならないようにするにはこの『病創心理説』を学んでおく必要があります。

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