椎間板ヘルニアをスピリチュアル視点から見たら何を表しているかを解明します。腰痛は9割の人が一生のうちに1度は経験すると言われ、現在、腰椎椎間板ヘルニアになっている人は1千万人以上とも言われています。はっきりした原因はまだ解明されていませんが、椎間板ヘルニアになりやすい深層心理や潜在意識の傾向性をお伝えします。
目次
椎間板が表すスピリチュアルな意味
椎間板は背骨と背骨の間にクッションのように挟まってくっついている部分のことです。背骨から腰にかけての部分は人生や人間性においても柱となる心理、思考、考え方を表しています。椎間板はこの柱となる背骨を柔軟に稼働させるためのつなぎであり、重力からの負担に対するクッションの役割を持っています。
つまり柱となる考えにプラスした柔軟性を表した部位です。身体がかたい人というのは人間もかたい人が多く見られます。背骨がその人の信念や考え方だとしたら、椎間板はその信念や考え方のために起こり得る苦労や負担などに対してその負荷を吸収したり、逃がしたりする柔軟な思考を表します。
もし人間の身体が、背骨だけだとしたら前屈ささたり、反ったりする動きができませんし、数十年の人生の中で日々かかる重力と体重の負担に背骨が潰れてしまうでしょう。そうならないための椎間板というクッションですが、これはまさに基本的な信念や考え方に対して、臨機応変に対応したり、負荷を吸収するための柔軟な思考を表しているのです。
歳をとると誰でも腰痛に悩んだりしますが、腰は人生の支えを表します。腰痛の原因に腰椎椎間板ヘルニアが挙げられますが、これは物質的にら長年の重力や負荷などに対して椎間板の老化、劣化で耐えられなくなることで起きますが、スピリチュアル的には考え方が凝り固まる一方で柔軟性がなくなっていることを意味します。
椎間板は劣化する弾力を失い核が飛び出てしまいます。こうした椎間板劣化は深層心理でいうと、考え方に柔軟性がなくなったり、新しい考えを取り入れ、必要ない考え方を捨てるという心理面の新陳代謝がなくなっていると考えられます。
なぜ椎間板が破壊されヘルニアとなってしまうのか
ヘルニアになるということは飛び出ること。ここに表れているのは現状から脱したいという思いです。しかし、当の本人の表面意識ではむしろ「苦しいからといって逃げ出してはいけない!」と頑なに頑張ろうとする人がむしろなりやすいのです。
椎間板ヘルニアになりやすい人は、ずばり仕事や責任を一人で背負ってしまい、他人に任せることができないタイプです。そのため、自分では耐えられない負担を抱え込むことになります。やがては本音である「この現状から脱したい」という思いが、挟まれた背骨から椎間板が脱出するという形に現象化してヘルニアを引き起こします。
椎間板ヘルニアが起きると、飛び出た椎間板が神経にあたり、あたった神経は炎症を起こし激痛を引き起こすのです。これが尻から足にかけて痛みが走る坐骨神経痛という症状です。
坐骨神経痛はひどい場合は日常生活に支障をきたし、ほぼ障害者のような生活を余儀なくされます。これはつまり、まともに動けない状態になることでやむを得ず直面した責任から回避されるわけですが、潜在意識が身を守るためにそうした現実を引き寄せたことになっているわけです。
椎間板ヘルニアが発症するパターン
仕事から逃げたい。現状が辛くて脱出したいが自分から投げ出してはいけないという律儀な固定観念のために自ら現状維持を続けていると、身体が悲鳴をあげるような形で椎間板ヘルニアになります。
現実的には以下のようなケースが、椎間板ヘルニアになりやすいケースです。
頸椎など首に症状が出る場合
頚椎、つまり首に症状が出る場合は、深刻な問題が起きつつあるにも関わらず、それを直視できない時が比較的多いです。
たとえば会社からの指示が法に触れるようなグレーな内容で、本心ではこの指示を実行したらヤバいと感じているにも関わらず、立場上Noと言えず実行に向けて手を動かしている時。
こうした場合、首を横に振って断ることができない、後ろを振り向いて今やってる仕事の手を止めることができない、つまり首が固まってしまうため、頚椎の椎間板がその問題の重みに耐えらず、飛び出してしまうのです。
腰椎など腰に症状が出る場合
背中から腰椎にかけては、何かを背負おう、支えるといった自分で責任や仕事を引き受け過ぎているにも関わらず、人に任せることができない、人に協力を頼むことができない性格の人が痛めやすいといえます。一言で言えば一人で頑張りすぎる人です。
仕事や責任を全部自分で解決しようとする真面目な人は要注意で、自分では支えきれない問題を自分だけで支えようとするために腰椎椎間板が耐えきれなくなるわけです。
腰椎椎間板ヘルニアを患う人は非常に多く、職業的にはデスクワークで座りっぱなし、トラックの運転手、重いものを持ったり前屈みになる肉体労働者などが多いと言えます。
デスクワークにしても、トラックの運転手にしても基本的に仕事を一人で抱え込みやすい職種です。また肉体労働でも、一人あたりの負担が大きく、仲間に協力を求めたり、作業分担を振ることができないタイプは椎間板ヘルニアになりやすいので要注意です。
椎間板ヘルニアを予防するには
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椎間板ヘルニアになるような人は、何か起こるまでギリギリまで現状を維持して耐えようとする性格のために、最終的に身体に現象が起こってしまうのです。ですから予防するには、事が起こる前に迅速に苦しみや被害を避けるため早め早めに動く癖をつけることです。先手先手で手を打つようにして自分が動けなくなるまで粘らないことです。
仕事を減らす
まず仕事や責任の負担を少しでも感じたら、早めに仕事を減らしていく行動を起こしましょう。椎間板ヘルニアになりやすい人は、真面目でお人好しな面があるので、本来自分がやらなくても良い仕事まで自分が背負ってしまいがちです。ですから背負いすぎた荷物を分別して軽くしなければいけません。
仕事や責任を減らす行動をし始めると、不義理をしたり、あなたに仕事を頼んだ人からはもう仕事が来なくなることもあるでしょう。しかし、健康はすべての基本ですから、迷わず健康を選択して心理的にも物理的にも負担を感じるものは潔く切り捨てて下さい。
人にお願いする癖をつける(1人で抱え込まない)
また椎間板ヘルニアになりやすい人のほとんどが、無理をして頑張る人です。真面目でお人好しが多いので、他人には無理をしないようにと言いつつ、他人が楽をしている分自分が無理をして頑張りすぎるため、椎間板がその無理に耐えきれなくなるわけです。ですから、そうした性格の人に限っては、頑張ろう!と心の中で思った瞬間に、即「いや、頑張るのをやめて楽しよう」と思うようにして下さい。
頑張ること、無理をしてやり切ることが美学という観念が、日本人の潜在意識に少なからずあります。その美学は捨てて、「無理して頑張る人は知恵がない人で、楽できる人ほど頭が良く人を活かせる器だ」と考えをあらためて下さい。
無理して頑張ったあげく健康を失い動けなくなったら実際どんな評価になるでしょうか。結局自分は苦しいし、周囲には迷惑をかけ、しまいにはあの人は身体が弱いから、とか健康管理ができないプロ失格として仕事が来なくなります。結局誰からも喜ばれません。
最初は抵抗があるかもしれませんが、いかに楽をするかを考えて行動して下さい。特に人に仕事や作業を振る、お願いすることがすんなりできるようになるとだいぶ予防できるはずです。
現実面での予防施策
椎間板は30歳を過ぎると老化していく一方です。腰椎椎間板の場合は腹筋、背筋が補強の支えとなるのですが、中年以降で運動の習慣がない人は筋力も弱ってしまうため負担が大きくなり、椎間板の老化、劣化は加速します。
【運動と体重減量】
この状況を回避するには、やはり運動を習慣にすることは第一ですが、仕事やその他の事情によって運動ができない人もいるでしょう。運動ができない場合は、体重を落とすことでも腰痛予防になります。
【タバコをやめる】
また喫煙は椎間板の劣化を思っている以上に劣化させます。多少のヘルニアであれば安静と睡眠をしっかりとることでだいぶ回復しますが、喫煙習慣があると本数に関わらず治りが悪くなります。医師からは安静にするよりまずタバコをやめないと治りませんと言われることがあるくらいです。
【コラーゲンなど軟骨成分を摂る】
椎間板を常に弾力のある瑞々しい状態に保つには、軟骨をつくる成分を積極的にとることです。コラーゲンは特に人間の3分の1を形成していると言われているくらい、椎間板のみならず常時とっておきたい成分です。
食べ物からとれれば一番良いのですが、現代では食べ物から必要な栄養素をとることが非常に難しくなっています。サプリメントをうまく活用すると良いでしょう。しかし一般的に売られているサプリは石油由来の人工的に作られた化学物質であることが多いため、サプリを選ぶ際は必ず自然由来のものを選ぶようにして下さい。
ちなみに日本の現在の法律では、たとえば天然の大豆から成分ををとるための培養液が石油由来であっても、表示では天然由来と記載して良いことになっています。ですから表示はあてになりません。そうした点でも必ず信用できる会社を選ぶようにしましょう。
化学物質でできたサプリがなぜおすすめできないかというと、石油由来の化学物質を体内に継続してとり続けると、かえって椎間板や骨、内臓を劣化させてしう疑いがあるからです。
椎間板ヘルニアにかかってしまった場合の対処法
椎間板ヘルニアになると、腰痛はもちろんですが坐骨神経痛がやっかいな症状となります。坐骨神経痛とは、背骨から足にかけて繋がっている坐骨神経に飛び出した椎間板があたり炎症を起こすために痛みを生じさせる症状です。
緊急で手術が必要な場合
実は椎間板ヘルニア自体では痛みが出ない場合もあります。MRIを撮って初めて自分がヘルニアだったと気づくケースもあるくらいです。坐骨神経痛にならない場合はやはり腰痛に悩むことになりますが、手術は一般的には、排尿障害や痺れで足が動かないなどという極端な症状になった場合は、即手術となります。
痛みがひどくて患者からお願いする手術
しかし、それ以外の症状では、いくら痛みを訴えても医者の方が手術をやりたがりません。手術はやはり感染症のリスクがあるため難易度に関わらずやりたがる医師はいないようです。ただし、痛みが半年以上変わらない、または悪化している場合に限り、こちらからお願いすればやってくれる場合もあります。
医者は確かに医療の専門ではありますが、経験していなければ本当の意味で痛みの辛さがわかりません。少しおおげさに伝えるくらいでちょうど良いかもしれません。
たいがいの場合、保存療法で鎮痛剤を使いながら、温熱、電気、牽引、などで様子を見るのが普通です。時にはブロック注射や坐薬を使って痛みを抑えることもありますが、これらの療法をやっても効果が感じられず、ひどい痛みが続いている場合は早めに手術をした方が良いかもしれません。
手術しても痛みが変わらない場合もある
飛び出た椎間板が長期間神経にあたっていると、その部分に当たっていた椎間板が神経に癒着してしまうため、手術しても痛みが治らない可能性が高くなるからです。また飛び出た椎間板を放っておくことで、その部分が少しずつ骨になってしまうという現象も起きます。骨になってしまっては、もはや取除くことが不可能になりますので、やはり手術してすっきりしたいのであれば出来るだけ早めがおすすめです。私の場合、初めて手術をした時は発症から2年経過していたので、手術をしてもすぐに痛みがなくならず、坐骨神経痛が気にならないくらいまで回復したのは半年後でした。
飛び出した椎間板は骨になってしまうことがある
ちなみに私の場合、椎間板ヘルニアの再発の際には、半年で飛び出た椎間板の一部が骨になっていました。再発の8年前に初めて腰椎椎間板ヘルニアになりましが、その時は2年間我慢して手術に踏み切りましたが、その時は骨になることはありませんでした。年齢やその時の症状にもよりますので、とにかく椎間板ヘルニアの疑いがあるようなら早めに病院に行って受診、検査をしましょう。
まとめ
わたしの場合、初回の椎間板ヘルニア発症時にはなにせギックリ腰すら経験のない状態でした。ですから最初に医師に見せたところ「単なるギックリ腰」と診断されました。しかしこれは誤診で、尻から足に痛みと違和感を覚えていたので坐骨神経痛にもなあており、明らかにに椎間板ヘルニアだったのです。
さらに痛みが悪化したので、椎間板ヘルニアの疑いが出てMRIを撮影したところ、ヘルニアだけど小さいから100%手術はないと言われたのです。しかし、その後足の痛みは激痛となり2年後手術に至りました。
結局違う大きな精密検査専門の病院で、再度MRIを撮ったところ手術するほどの大きさで椎間板が出ていることがわかり、しかも神経に当たっている面積も大きく手術するに値する重症だったのです。つまり、最初の町病院では精密な検査ができないため誤診の可能性が高い場合があります。
病院に行って、痛みがひどい割に検査結果が大して重症ではないという結果が出た場合は、大きな病院で精密な検査設備が整っているところに相談に行きましょう。
また、私自身ここに述べた通り、1人で仕事を抱え込み、けして人と分担しないタイプです。再発時には、やはり頼まれごとが多いことと、自分の仕事で極めて忙しく、平均睡眠時間は3時間くらいでした。頸椎椎間板もヘルニアになったことがありますが、この時は首が痛みで動かず、仕事も何もすべて休んでひたすら休息し続け、信頼できる会社からコラーゲンを購入し毎日飲んでいたこともあり、痛みは治まったのです。
その後、仕事内容、ライフスタイルを改善したことで頸椎の方は再発しておらず順調です。
病気は、物質的な原因と、心理的な原因によって現象化してくるので、病気は1つの人生改善の信号だと思って下さい。
生活習慣の改善、食生活の改善、思考パターン、行動の改善など総合的に考えるようしましょう。
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